創立
1966年 / 1974年
修士課程 / 博士後期課程
学生数
165名
2024年5月現在
男女比
男74:女26
2024年5月現在
研究指導教員数
17名
修士課程/博士後期課程合計 2025年度
研究室数
12研究室
2025年4月1日現在
就職率
98.3%
修士課程
2025年3月修了
学会発表数
122件
国内学会発表 110件/
国際会議 12件 2024年度
工学研究科工業化学専攻では、化学の工業的・工学的な見地から教育・研究を行い、物質・材料の創製や解析、資源・エネルギー、環境保全、化学プロセス、生物・生命化学などの広い分野において、学術的な研究にとどまることなく、人類社会の持続的発展を目指した「ものづくり」を実践でき、自立した研究活動によって化学の学術水準の向上に寄与できる人材の育成を目的とします。
修士課程は、工業化学に携わる研究者・技術者として、有機化学、無機化学、物理化学、化学工学の四本を柱とした一般的及び専門的教育を基に、工業化学に関する深い学識を修め、人類社会の持続的発展に貢献するための実用化・工業化研究を遂行できる能力を備えた人材の育成を目的とします。
博士後期課程は、工業化学に関連した卓越した専門性、国際性、指導力を身につけ、人類社会の持続的発展に貢献するものづくり、及び新たな化学技術の開発を先導することのできる第一線の研究者・技術者の育成を目的とします。
物理化学は、物質及びそれを構成する原子や分子の性質、並びにあらゆる化学現象について、物理学的手法を用いて解明するとともに、得られる知見を基に、新たな分子をデザインし、機能性材料の創製を目指す分野です。
化学工学とは、化学工業において必要とされるさまざまな装置や操作についての研究を行う工学の一分野で、「どうやって作るか」を学ぶ学問です。化学製品の製造工程を総合的に見て、最適な反応装置や分離装置を設計、選定し、最適な反応や分離の条件や手順を決定して、それを連続的に運転するための知識を深めていくことを目的としています。この過程において、省エネルギー化・省資源化を含むプロセスの最適化、環境調和型プロセスの開発、スケールアップ等々の、化学のみならず機械、数学、生物学などの幅広い知識が必要とされます。
無機化学及び分析化学は、さまざまな元素を駆使し、共有結合とイオン結合、結晶質と非晶質といった化学物質の持つ多彩な可能性を、望みの機能の発現に活かし、電子顕微鏡観察やX線構造解析などにより解析して社会に役立てます。
有機化学は、有機化合物、すなわち炭素の結合物の化学で、生物に関係の深い物質も対象とします。有機化合物の種類は非常に多く、医薬・農薬、香料・染料、繊維・樹脂などへの応用も広いので、新発見・新発明が可能な分野です。
修士課程と博士後期課程のカリキュラム詳細と卒業に必要な単位について紹介します。
それぞれの科目の詳細情報については、東京理科大学のCLASS(Campus Life Assist System-TUS)からシラバスをご覧いただくことができます。
建学の精神と実力主義の伝統に基づく、本学の教育研究理念のもと、
を多様な選抜方法により広く求める。